【誰もが思う】英語を簡単に話す方法が知りたい

英語、英会話

英語を話せるようになりたい!
でも、文法や単語暗記がむずかしくて挫折してしまった…という方は少なくありません。

私自身、塾・就労移行で英語講師をする中で、「これまでにチャレンジはしてきたんですけど…」「英文法が途中からわからなくなってしまって…」と悩む方を多く見てきました。

ですが、英語への苦手意識を強化しないような方法で英語に取り組むことで、英会話において「なんとかコミュニケーションは取れる」という状態にしていくことは十分可能です。

ここでは、「英語で簡単なコミュニケーションを取る」ということに目標を置いた英語への取り組み方を、ゆるくご紹介していきます。

(「英語を読めるようになりたい」「英文法をもう一度ちゃんとやってみたい」と思っている方は、今後更新予定の英文法学習の記事をご覧ください)

1.英語、どうすれば簡単に話せるようになる?

「英語をできるだけ簡単に話せるようになりたい」というのは、多くの日本人が一度は持つ願いなのではないでしょうか。

かくいう私自身、大学生くらいまでは同じように思っていました。

しかしその後、「大学での日本語禁止の授業」や「外国の方と関わるゲストハウススタッフの仕事」を通して英語を話すようになり、わかったことがあります。

それは、「ほとんどの学校での英語教育は、英会話の観点から言うとかなり遠回りである」ということです。

なのでこの記事では、私が塾・就労移行でも実際に行なっている、「英会話を習得するための、できるだけ近道な方法」を、複数記事にわたってご紹介していきたいと思います。

2.How are you?に答えられるようになる!

英語圏の人と話すときに、ほぼ必ず聞くであろうフレーズがあります。

それは「How are you?」です。

(How are you?:調子どうですか?)
(注:似た内容の、別の表現もあるのですが、こちらが英語の得意でない日本人だとわかっている状況では、だいたい「How are you?」を使ってくれることが多いので、ここでは「How are you?」だけをご紹介しています)

日本人は、よくこれに対して学校で習った通りに「I’m fine thank you, and you?」と返しがちです。

(I’m fine thank you, and you?:よいです。ありがとう、あなたはいかがですか?)

もちろん、この返答がダメというわけではないのですが、「これしか答えられない」状態では、会話をすることはむずかしいでしょう。

ですので、「英語を簡単に話す」はじめの一歩として、まずはこの「How are you?」に答えられる状態を目指してみましょう。

2.1.一人でもできる練習方法

英語圏では、この「How are you?」は会話の入り口としてよく使用されます。

ですので、体調が良いか悪いかだけを答えるのではなく、その理由も付け加えられればベストです。

日本語でも、友人間で「体調どう?」と聞かれたときに「いいよ」とだけ答えることは考えにくいと思います。

たとえば、以下のような返答が考えられます。

春の時期を想定
A: How are you?(調子はどうですか?)
B: Good, because I like spring.(よいです、私は春が好きなので)
お酒を飲みすぎた次の日を想定
A: How are you?
B: Not good, because I drunk a lot yesterday.(よくないです、昨日飲みすぎたので)

Google翻訳などをもちろん使ってよいので、まずはこのやりとりができるようになることを目指してみましょう。

ただし、Google翻訳を使うときに、文章丸ごと翻訳に入れてしまわないように注意してください。

知りたい単語ごとに、翻訳して文章を自分で作り、実際に相手に話しているつもりで口に出してみましょう。

(「英単語や英文法がわからない」という理由から、上記のような文章を作るのがむずかしい方は、次回以降更新する「英単語学習法」「英文法学習」をご覧ください)

英文を考えるときに、むずかしい単語や文法を使おうとすると混乱してしまうので、むしろ「できるだけ簡単な単語を使う」「3〜5単語くらいで1文を作る」ということに注意しておきましょう。

そうすることで、簡単な理由であれば、徐々に英語で思いを伝えることができるようになります。

「英語で自分の気持ち、考えを伝えられるようになる」

それが、英語を話せるということです。

実際に生徒さん方に実践していただくなかで、はじめは「英語はとても苦手」「英語の理解度はほぼゼロだと思ってもらって大丈夫です」と仰っていた人も、確実に英語でコミュニケーションが取れるようになっています。

そして、それにつれて英語への自信が芽生え、英検やTOEICといった目標に挑戦される方も多くいらっしゃいます。

ですので、「How are you?に答えられる」ということは、「英語を話せる」のワンステップ目といって過言ではありません。

今後の更新でも、ゆるく、ストレス少なく英会話を学ぶ方法を紹介していこうと思うので、「ちょっとでいいから英語を話せるようになりたい」「英語で自分の思いを伝えたい」と思う方は、ぜひ引き続き読んでみていただけたら嬉しいです。

プロフィール

1992年生まれ。京都在住。
精神保健福祉士、文筆家、英語講師、ライティング講師。
英語や京都、メンタルヘルス分野を中心に、企業等でフリーランスとして執筆を行なう。
また、塾や就労移行支援施設で講師として活動している。
ライティング、英語、英会話、カウンセリングの個別相談にも対応。
TOEIC920点、精神保健福祉士(国家資格)を保有。
死生観について在野、たまに在学で思索中。
趣味はチェロやギターの演奏、紅茶、京都散策、建築探訪、美術館巡り。
(撮影:橋本優馬)

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Nika Nishimura

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