エッセイ 第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく) ーーーーー 第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく) 6月22日〜6月26日頃 花菖蒲が花を咲かせる時期 ーーーーー 最近、増し土をした若木の枝先から新芽が出てきた。植え替えや増し土、なんとか夏に間に... 2024.06.29 エッセイ
エッセイ 第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる) ーーーーー第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)6月22日〜6月26日頃 靭草(ウツボグサ)の花が咲き、花穂(かすい)が落ちる時期ーーーーー 夏至。一年の中で最も昼が長く夜が短い日。夏の短夜、夜が短... 2024.06.22 エッセイ
エッセイ 第二十六候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる) ーーーーー第二十六候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)6月11日〜6月15日頃 土の中で育った蛍が、草の下から現れる時期ーーーーー 演奏表現とはいったいなんだろうかと、大学の頃からずっと思う。い... 2024.06.15 エッセイ
エッセイ 第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず) ーーーーー第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず)6月6日〜6月10日頃 蟷螂(かまきり)が生まれ来る時期ーーーーー 今年は梅雨の気配が遅いような気がする。紫陽花(あじさい)が好きな身としては、外でゆっ... 2024.06.08 エッセイ
エッセイ 第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる) ーーーーー第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)5月31日〜6月5日頃 麦が実りのときを迎える時期ーーーーー 真鴨は春に北へ帰る。 遠く姿を遥(はる)かせる。 どこへ帰るか。 どこに帰り、どこに居るか... 2024.06.01 エッセイ
エッセイ 第二十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) ーーーーー第二十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)5月21日〜5月25日頃 蚕が孵り、桑をたくさん食べ始める時期ーーーーー 麦の穂が実り、少し満ちる。卵から孵った蚕が桑を食む。世界が在り、自分が... 2024.05.25 エッセイ
エッセイ 第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず) ーーーーー第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)5月15日〜5月20日頃 竹が栄養を子に注ぎ、筍が出づる時期ーーーーー 立夏も末候となり、青葉の耀(かがや)く季節。植物たちの元気さに気押されるような心... 2024.05.18 エッセイ
エッセイ 第二十候 蚯蚓出(みみずいずる) ーーーーー第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)5月10日〜5月14日頃 陽光に、土の中からみみずが顔を出す時期ーーーーー 初夏の風物を詠んだ詩、2首。 ふと見(まみ)ゆ夏の翠(みどり)に掬われる木苺のよう... 2024.05.11 エッセイ
エッセイ 第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく) ーーーーー第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日〜5月4日頃 牡丹の花が咲く時期ーーーーー 夏の足音が聞こえてきた。先日、『贈与論 資本主義を突き抜けるための哲学』第2回の読書会を終えて、世界観... 2024.05.04 エッセイ
エッセイ 第十七候 霜止出苗(しもやんでなえいずる) ーーーーー第十七候 霜止出苗(しもやんでなえいずる)4月25日〜4月29日頃 霜がおさまり、露が降り、稲の苗が生長する時期ーーーーー 先日、青木海青子さんの『不完全な司書』を読んでいて、目の留まった文... 2024.04.27 エッセイ