第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)

エッセイ

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第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)
6月22日〜6月26日頃

靭草(ウツボグサ)の花が咲き、花穂(かすい)が落ちる時期
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夏至。一年の中で最も昼が長く夜が短い日。夏の短夜、夜が短くなるにつれて、人の睡眠時間も短くなりがちらしい。私自身、最近は夜の時間が惜しく、眠るのが遅くなっている。

眠れないとき、たまに、軽井沢の定点カメラの映像を見ている。お昼間に撮影されたニホンリスやヤマガラなどが、食事や会話、休息のためにカメラの前に立ち寄るのが愛らしい。

こんなふうに、ふと立ち寄り、なんとはなし仄かに共に過ごしては去っていく、心地のよい場所がたくさんあってほしい。彼ら彼女らにも、わたしたちにも。

 

 

 

 

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参考図書・資料:
山下 景子(2013年)『二十四節気と七十二候の季節手帖』成美堂出版https://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415314846

(仲夏、夏至・初候、第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる))

プロフィール

1992年生まれ。京都在住。
精神保健福祉士、文筆家、英語講師、ライティング講師。
英語や京都、メンタルヘルス分野を中心に、企業等でフリーランスとして執筆を行なう。
また、塾や就労移行支援施設で講師として活動している。
ライティング、英語、英会話、カウンセリングの個別相談にも対応。
TOEIC920点、精神保健福祉士(国家資格)を保有。
死生観について在野、たまに在学で思索中。
趣味はチェロやギターの演奏、紅茶、京都散策、建築探訪、美術館巡り。
(撮影:橋本優馬)

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Nika Nishimura

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