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第四十一候 天地始粛(てんちはじめてさむし)
8月28日〜9月1日頃
秋の気配を僅かに感じられる時期
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天地始粛(てんちはじめてさむし)。静粛の粛には、静まる、弱まるという語義があるそうだ。まだまだ、暑さが弱まったとはいえない気候ではあるが、朝晩の風や虫の声には僅かに秋の気配を感じる。
下鴨ロンドの庭でも、草木に水やりをしていると虫の声が聴こえる。少しく涼しい日には植物たちが、内側から膨らむような緑を陽に向かって伸ばそうとしているのを、見て、取って、感じるときがある。
今週末は、この頃の常として野分(のわき)が来ると言われている。終に、残炎(ざんえん)を粛する大風となるだろうか。
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参考文献・資料:
下鴨ロンドhttps://note.com/shimogamo_rondo
山下 景子, 『二十四節気と七十二候の季節手帖』, 成美堂出版, 2013年. https://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415314846
(初秋、処暑・次候、第四十一候 天地始粛(てんちはじめてさむし)天地始粛(てんちはじめてさむし))
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