第四十二候 禾乃登(こくものすなわちみのる)

エッセイ

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第四十二候 禾乃登(こくものすなわちみのる)
9月2日〜9月7日頃

稲の実る時期
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晩夏の風、百舌、再会に着想した詩、3首。

 

風薙ぎに草葉も陰も目を細め穂波を眺みついつしか月待ち

 

畳座す吾の眼の端に降り立ちて遠く遥かす百舌の背姿

 

いつか見し植物園の京芙蓉(ふよう)再会の縁(えにし)また咲くころに

 

 

 

 

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参考文献・資料:
山下 景子, 『二十四節気と七十二候の季節手帖』, 成美堂出版, 2013年. https://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415314846

(初秋、処暑・末候、第四十二候 禾乃登(こくものすなわちみのる))

プロフィール

1992年生まれ。京都在住。
精神保健福祉士、文筆家、英語講師、ライティング講師。
英語や京都、メンタルヘルス分野を中心に、企業等でフリーランスとして執筆を行なう。
また、塾や就労移行支援施設で講師として活動している。
ライティング、英語、英会話、カウンセリングの個別相談にも対応。
TOEIC920点、精神保健福祉士(国家資格)を保有。
死生観について在野、たまに在学で思索中。
趣味はチェロやギターの演奏、紅茶、京都散策、建築探訪、美術館巡り。
(撮影:橋本優馬)

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Nika Nishimura

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